独学に必要な総学習時間

社労士, 独学

社労士試験に合格するために必要な総学習時間は、700~1,000時間と言われています。
700時間と1,000時間とでは1.5倍近い開きがありますが、これは、学習開始時に持っている法律知識の量が受験生によって大きく異なるからです。特に初学者は、法律独特の言い回しに慣れるのに時間がかかりますし、場合によっては、基本テキストに取りかかる前に、別途「入門書」を読むなどして、学習の下地を作るところから始めないといけないケースもあります。ただし、慣れるまではたいへんですが、一度慣れてしまえば、そのあとは既学者と同じペースで学習を進めていくことができますので、その点は過度に心配する必要はありません。

決められたカリキュラムのない独学の場合には、軌道に乗るまで手探りの学習が続きますし、また、わからないことがあれば自分で調べて解決しなくてはいけませんので、やはり最低でも1,000時間の学習時間は確保したいものです。毎日3時間ずつ勉強したとして、ちょうど1年間で、目標の1,000時間の学習時間を消化することができます。つまり社労士試験に独学で臨むにあたっては、1年間にもおよぶ長期戦を覚悟しなければなりません。

その一方で、社労士試験の性質を考えると、1年間と言う学習期間は長いようで、実はあっと言う間です。「社労士試験の性質」として、ぜひとも留意しておきたいのが、その試験科目の多さ。社労士試験は、①労働基準法及び労働安全衛生法、②労働者災害補償保険法、③雇用保険法、④労働保険の保険料の徴収等に関する法律、⑤健康保険法、⑥厚生年金保険法、⑦国民年金法、⑧労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識の、計8科目からなります。そして、いずれの科目にも足切り点が設けられているため、ひとつとして疎かにすることはできない。つまり、1年間という限られた期間の中で、全8科目を万遍なく学習しなければなりません。その意味でも、「あの科目まで手が回らなかった」なんてことがないように、しっかりと学習計画を立てておくことが必要になってくるわけです。

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