科目別独学のポイント(労働保険科目編)

社労士, 独学

前のページで「独学合格のための勉強法」についてご紹介しましたが、ここからは、科目別の勉強のポイントをお伝えします。
社労士試験は、①労働基準法及び労働安全衛生法、②労働者災害補償保険法、③雇用保険法、④労働保険の保険料の徴収等に関する法律、⑤健康保険法、⑥厚生年金保険法、⑦国民年金法、⑧労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識の、計8科目からなりますが、まずは前半の4科目について。

<①労働基準方法及び労働安全衛生法>
賃金や労働時間など身近な話題が多い労働基準法は、もっとも楽しく勉強できる科目かもしれません。「楽しく勉強できる」ことは良いことですが、独学の場合には、ついついそればっかりに時間を割いてしまう危険性があるので注意が必要です。科目名の通り、労働基準法は労働安全衛生法とセットで1科目です。労働基準法ばかりに気を取られて、労働安全衛生法の学習が疎かにならないよう気をつけてください。

<②労働者災害補償保険法>
試験問題の半分以上は、「保険給付」からの出題となっています。ですので独学においても、保険給付の支給要件・支給額・支給手続きなどが、学習の中心となってきます。また、その前提となる「適用事業」や「給付基礎日額」といった概念についても、しっかりと押さえておく必要があります。

<③雇用保険法>
雇用保険の被保険者は「一般被保険者」「高年齢継続被保険者」「短期雇用特例被保険者」「日雇労働被保険者」の4種類あります。また、失業に関する給付も「求職者給付」「就職促進給付」「教育訓練給付」「雇用継続給付」の4種類です。雇用保険法の独学のポイントは、どの給付がどの被保険者に対して行われるのかを念頭に置きながら、雇用保険法という法律を体系的に学習することです。

<④労働保険の保険料の徴収等に関する法律>
この科目では、他の7科目のように、法律の解釈について何かを判断するということがあまりありません。その代わり、保険料の徴収に関する実際的な「手続き」について定めた法律ですので、テクニカルな内容が多くなっています。また時折、計算問題も出題されます。思考のスイッチを、文系モードから理系モードに切り替えて、「覚える」のではなく「理解する」ことを心がけてください。

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